王様の仕立て屋

スーパージャンプで連載されている「王様の仕立て屋」(著：大河原遁)、ゲームのせいか目が疲れたので、漫画なら良いかと単行本を読み返しています。
やっぱり面白いです。所謂薀蓄漫画に部類されると思います。スーツ(背広)を中心とした服飾関連の漫画です。主だった舞台が日本じゃなかったりするところが良いです。登場キャラもほとんど日本人じゃないです。最初の2巻とそれ以降では雰囲気が変わってしまっていますが、今の方が万人受けしやすいでしょうね。当初はハードボイルド的な雰囲気もあったのですが、今はギャグも多く、この辺の流れは「美味しんぼ」と同じですね。妙に美人外国人が多く登場するのはご愛嬌というところです。なぜかこの漫画を読んでると、お腹が空きます。食事シーンが何気に多いんですよねぇ。
自分は万年筆を10本以上、靴は4足、腕時計も2本持っているので、自分の趣味とかぶりやすい内容です。本当は良いスーツも欲しいのですが、先立つものが…。ちょっと物欲をくすぐられる漫画です。

王様の仕立て屋―サルト・フィニート (1) (ジャンプ・コミックスデラックス)