ニンテンドー3DS感想 - とむとむのどーでも良い日々

昨日一日、ある程度使ってみたので、感想など。やっぱり体験会だけではわからなかったことってありますね。

3Dに慣れは必要か

必要でした。nintendogs+cats体験では、あまり強めに3D効果を使っていなかったのか、プレイの姿勢が違うためか、ほとんど違和感なく3Dを体験できましたが、リッジレーサーではちょっと見づらいと感じました。しかし、次第に慣れてくると、すごく良い感じ。内蔵ソフトでも3D効果はバリバリ使われていて、最初は見づらく感じました。慣れてしまえば綺麗に見えますし、距離感が判るのは、レースゲームのような場合にはとても有効です。スリップストリームをギリギリまで引きつけられる。今までにもできたことですが、画像の大きさや影の位置で判断していたことを、直感的に判断できるのは、大変良いです。

目は疲れるか

疲れます。普段、ボケーっと見ている画面に対して、やや集中して見る必要がありますから。しかし、こちらも慣れの問題だと思います。暫くすると気にならなくなりますし。いつも通りボケーとプレイしたくなったら、3DボリュームをOFFにしてしまえば良いです。選択できる、調整できるのは良いです。

操作性は？

何も問題なし。個人的には、スライドパッドを含めて、何も違和感を感じません。ただ、スーパーストリートファイター4では、左手親指が痛いです(笑)。SFCでそれなりに遊んでいたためか、昇竜拳もコマンドで出せました。昔ほどすんなりとはいきませんが。リッジレーサーでは十字キーとスライドパッドを別機能として割り当てていましたが、少し違和感。まぁ、この辺りはソフトですからね。直接的な操作性ではないのですが、タッチペンの本体格納場所だけが不満です。従来のDSシリーズでは、必要になったら本体裏を見ずに抜くことができましたが、今回はちょっと難しい。右手側から少し離れていますし、比較的強固に本体に固定されています。感触も判りづらいです。慣れればいけるのかな。

音はどう？

今回一番驚いたのは、音の良さでした。擬似サラウンドですが、耳のすぐ横から音が聞こえます。これはすごい。DSシリーズもヘッドホンで聞けばなかなか良い音出していたのですが、スピーカーの質が違うのでしょうね。

内蔵ソフトはどんな感じ？

いっぱいありすぎです(笑)。顔シューティングはすごいですね。写真を撮って取り込まれた時、その顔が表情を取り出した時が一番驚きました。発想の勝利ですねぇ。ARゲームズも単純ながら、楽しい。聞いただけでは判らない楽しさがあります。また、すれちがい伝説も楽しそう。すれちがい通信の強化の一環ですが、歩数計機能も合わせて、毎日持ち歩きしたくなります。

バッテリーの持ちは？

フル機能使っていると、やはりDSシリーズより悪いです。バックライトは3段階目に設定しましたが、その他の機能はオフにしていません。だって、楽しそうだし(笑)。クレイドルに常に置くスタイルにはなりそうです。しかし、充電完了状態からスリープさせた場合、3日間も持つそうです。高機能を使えばバッテリーは消費する。当たり前のことって事ですね。

DSシリーズとの互換は？

試していません。上画面については、引き伸ばしかドットバイドットで表示させられるようです。解像度が違いますから、ドットバイドットの際は、画面一杯には表示できません。引き伸ばしの場合は、アンチエイリアスがかかるため、少しぼやけるでしょう。昔、PCで液晶が流行りだした頃の解像度変更と同じ問題ですね。表示は元々そんなところだろうと思っていたので、特に気にしません。スライドパッドが使えるらしいことが良い点です。あまり活用シーンは浮かびませんけど。

通信はどう？

Wi-Fi対戦、スパ4で試しましたが、ラグを感じません。理論上、ラグはあるはずなんですけど。これはソフト側の努力の賜物と思いますが、そのためにはハード側もそれだけのポテンシャルが必要です。格闘ゲームの通信対戦という鬼門を、携帯機で克服しています。素晴らしいです。アドホックはWi-Fiほどではありませんから、当然快適でしょう。試していませんけど。すれちがい通信も含め、通信周りは地味ながらかなり強化されていると思います。

総評

3D慣れは必要ですが、ゲームに新しい風を呼び込むゲーム機です。慣れると、2Dがのっぺりと感じてしまう。視覚による情報量が違うことがわかるはずです。内蔵ソフトが、どんなことができるかを教えてくれますが、お陰でこれからどんなゲームが出るのかを期待させてくれます。ARとすれちがいはかなり期待します。通信も良いので、その気になったらMMOもできるのではないでしょうか。動物の森がMMOになったら、かなり楽しそうです。3月は、STEELDIVER（スティールダイバー）を購入予定です。