上記記事でヘッドホン故障について書きましたが、修理に挑んでみました。ジャック付近の接触不良と思われるPX100のコードを切断し、ちゃんと使えるおどろきヘッドホンもコードも切断して、おどろきヘッドホン側のジャックをPX100に移植しようという魂胆です。
見事に失敗。コードの加工は、どこのご家庭にもある(←)電工ペンチで楽々できたのですけどね。内部のコードに皮膜が付いているので、一般的には火で炙って溶かしてハンダ付けするみたいです。なので同様に皮膜を溶かしてコードを結線してみたのですが、上手く接続してくれません。皮膜を溶かすのもちょっと難しくて、少しでも炙りすぎると火がついて真っ黒コゲ。なので、エナメル線のように皮膜を紙やすり(プラモ用の耐水ペーパー使用)でやすったりしてみましたが、どうにもダメでした。爪で強く挟み込めば音は出たので、接触が不十分ということです。ハンダ無しだと難しい。3回ほど試してコードが足りなくなり、諦めました。もっと長めに切っておけば良かったなぁ。
お陰でギリギリ使えていたヘッドホン2つが使い物にならなくなりました。でも音質に我慢ならなかった…。部屋を引っ掻き回したら使えるヘッドホンが出てくる可能性がありますが、引越しの際に色々と捨ててしまったので、多分無いでしょう。まぁ、仮に修理が出来ていたとしても、外で使える状態ではなかったと思います。単品のミニステレオジャックとハンダセットがあれば、まだ修理できる可能性はあるのですけど…。まさに貧すれば鈍するってヤツですね。とほほ…。