とむとむのどーでも良い日々

日々の出来事をそこはかとなく書き綴る日記です

au HOMEとGoogle Home Miniを導入

やっとau HOMEの機器が昨日届きました。申し込んでから二ヶ月弱。まぁ、この愚痴については先日書いたので省略します。

前回書いたように、今回は特別なセット。au HOMEデバイスの無線通信アダプタ、LED電球、スマートプラグとGoogle Home Miniです。いやもう、設置で結構苦労しました。

基本的にスマホWi-Fiを介して接続するのですが、電球とプラグは無線通信アダプタ(ゲートウェイ)とZ-Waveという通信方式で接続します。まずスマホ側に対応のアプリをインストールして、無線通信アダプタを登録しないといけないのですが、なかなか認識できません。ルーターと近づけてもダメ。認識に失敗すると最初からやり直し。これがかなり面倒。認識できない理由がわからず、スマホからノートンをアンインストール(強制停止させても勝手に復活してしまうため)し、対象のアプリをAdGuard経由しない通信にして、やっと繋がりました。AdGuardは意外なところで問題起こすので、導入している場合は都度見直すと良いですよ。

で、今度は無線通信アダプタで制御できるように電球とプラグをデバイス登録するわけですが、これまた一苦労。特に電球。無線通信アダプタと1m以内って…。電球のソケットは移動できません。天井は高いのです。無線通信アダプタを移動させても、1m以内に持っていくのが難儀しました。この「機器登録時に機器同士を近づける」って、昔のWi-Fiの自動接続に良く見かけた方法ですけど、結構面倒なんですよね。

で、なんとかau HOMEデバイススマホから利用できるようになりました。次にGoogle Home Mini。どうやら今はGoogle Nestというブランドに変わったそうで。要は型落ち品ですねぇ。でもさほど差は無いので、気にしません。こちらは接続にあまり苦労しなかったかな。事前にGoogle Play Musicに手持ちのライブラリアップロードしてあったし。

さて、これからが本番。音声で電球のオンオフが今回一番期待していたことです。Homeアプリでau HOME機器を探して…出てきません。au HOMEサービス自体は出てくるのですが…。au HOMEの設置マニュアルでは、QRコードで参照してねとしか書いてありません。やる気の無い説明でゲッソリしてましたが、見てみたところ、何故か赤外線リモコンの説明が出てきます。その後色々調べたところ「Google Homeとの連動って赤外線リモコンでしかできないのでわ?」と思い至り、サポートに電話。ビンゴでした。

つまり、今回のセット内容、ほとんど関連の無い機器がセットになっていたんですねぇ。Google Home Miniはこれ単体で色々できるので良いのですが、電球とプラグはau HOME契約している状態でスマホを介さないと操作できません。電球オンオフをスマホで操作といえば聞こえは良いですが、通常のスイッチでオンオフしてしまうとスマホから操作できなくなります。いやそれは無いでしょうよ。外出先から操作可能なのは便利ですが、自宅にいるのにいちいちスマホでアプリ立ち上げてオンオフて…。

今回は経産省のLIFEアッププロモーションの情報収集が目的でこのようなセットになっているそうです。でもau HOMEのLED電球は使い物にならないですね。プラグは使用電力がわかる=そのプラグを通じて利用する機器の使用状況がわかるのは便利かもしれませんが、そのために月額使用料が必要。…結論。au HOMEはダメ。ネットワークカメラや赤外線リモコンアダプタ、センサー類は使えると思いますが、これらの機器は決して安いものではありません。単身者の場合、ほとんど利用価値は無いかと思います。少なくとも今回のセットでは、自分には利用価値が無いと判断しました。

Google Home Miniは、なかなか良いですね。単体でも簡単な物や天気、ニュースを気軽に調べられます。ラジオも聞けるし。タイマーもハンズフリーで可能。今は無駄にBGM再生してたりします。手持ちの曲を全部アップロードしたので、聞きなれない曲が流れたりするのですが、「ねぇGoogle。今の曲何?」と聞けば、アーティスト名と曲名を教えてくれたり。まだ使っていませんが、アラームも便利そうです。これで他の機器も利用すればIoTとして利用できるのですが、そちらは費用がかかるので、単独で運用します。

いやぁ、二ヶ月近く待たされて、一番期待していた廊下の電気の音声制御ができなかったのは、かなりガッカリしました。手動制御は面倒だし。自動制御だけは良いと思いますけど。ただ、今思えば営業電話でも契約書でもサポート窓口でも、au HOMEの解約を前提としていたような説明がありました。ある程度想定しているのではないでしょうか。せめてGoogle Homeと連動可能な赤外線リモコンアダプタが入っていれば…とも思いますが、それでもLED電球は制御できませんからね。

というわけで、au HOMEは一ヵ月後に解約します(一ヶ月利用が条件)。これからau HOMEを利用するつもりの人は、何ができて何ができないのか、それは利用者のニーズにマッチしているかを良く吟味してデバイスを選択しましょう。ちゃんと利用すれば、それなりではあると思いますので。

今回、機器はすべて無料、というか、一括購入で代金はLIFEアッププロモーションにより差し引かれるということです。au HOMEを解約しても、機器はすべて手元に残りますが、au HOMEデバイスは解約したら利用はできません。ただのゴミ…では無く、将来再度au HOMEを契約すれば、使えるそうです。あと、デバイス登録していないときでもLED電球は点灯したので、調光等を済ませておけば、ただの電球として利用できないかと思っています。ただの電球としては5千円は高いですけど、実質無料ですからね。

Google Home Miniは、頻度は低いでしょうけど使っていきます。

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