とむとむのどーでも良い日々

日々の出来事をそこはかとなく書き綴る日記です

けもフレ二期監督降板

昨夜は色々と騒がしかったです。主に政治的話題とアニメ関連。特に、けものフレンズのアニメからたつき監督が降りるというTweetには目を疑いました。

けものフレンズはアニメだけではなく、動物を主軸に置いた様々なコンテンツを展開するプロジェクトです。アニメの前にゲームと漫画があり、どちらもさほど話題にならずにアニメ放送時期には終了しています。まぁ、正直失敗プロジェクトですね。ただ、元々利益重視したものではなく、普遍的コンテンツを目指していたためか、アニメもやったわけです。そこに抜擢されたのが、たつき監督なわけです。

けものフレンズの実質的原作者は、ケロロ軍曹でおなじみの吉崎観音先生です。ただ、原作者を名乗ってはいません。舞台設定やキャラクターデザイン等を手がけており、各作品は共同制作的な立場を取っており、原作は「動物」だと言ってますね。で、アニメはたつき監督との共同制作みたいな感じになってます。つまりアニメに関しては、たつき監督は共同原作者と言って差し支えない状態です。そして、かなりの作業をたつき監督がこなしています。

ある程度けもフレ知っている人ならば、前述したことはご存知かと。つまり、消滅しかけているけもフレをいっきに立て直した功労者を、カドカワの意向で降ろすということなのです。

昨晩、長時間動向を見守っていましたが、やはりある程度の状況はみなさんご存知で、カドカワに対する批判続出です。当然中にはただ煽りたいだけの人、逆張りする人、たつき監督に対する批判をする人もいましたけどね。あ、Tweetにある女性声優さんが反応した際、「炎上便乗」とか言ってる人もいましたが、あの声優さんはたつき監督と一緒に仕事していた方ですので。

おそらくビジネス的判断が入ってこういう結果になったのだと思いますが、それにしたってありえないことだと思います。詳報が出てないので想像ですが、出資者側から何か要求があり、それを製作側が突っぱねたのでしょう。で、出資者側がじゃあ頼まない、と。そんな感じじゃないでしょうか。ありがちではありますけどね。

この話が出た初期から、監督を戻すための署名など開始されていますが、自分的には無いと思います。こんな状態から監督に復帰しても、以前と同じ状態で仕事などできるはずがありません。たつき監督は、けもフレだけではないので、他作品で力を発揮してもらいたいです。実際、自分はたつき監督は他の作品(てさ部:アニメーション監督)で知りましたしね。つーか、てさ部も別の人だけど監督降板してるんだよなぁ…。

とりあえず、何も痛みはないでしょうけど、ニコニコ動画のプレミアム会員をやめました。カドカワに対する抗議活動ですね。10年継続だった古参プレミアム会員がやめるというメッセージを、ちゃんと受け止められるでしょうか。いや、おそらく気にも留めないでしょうね。ただ、同様に今後カドカワに利益が行くような行動を慎む(所謂不買運動)が増えそうな気配です。そうなると、今後のイベントやコラボ企画がどうなるのか心配です。明日にはニコ生もあるのに(プレミアムじゃなくなったので、多分見れない)。

今年の頭から始まった(多少誇張されているかもしれないけど)社会現象とまで言われた作品が、こんなことでケチが付き、非常に残念です。永遠に続くとは思っていませんでしたが、まさか年内に悲観的状態にされるとは。まったく想像できませんでした。

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