とむとむのどーでも良い日々

日々の出来事をそこはかとなく書き綴る日記です

レンズにキズが付いてしまった

2か月ほど前でしょうか。Oculus Quest2の右目用対眼レンズにキズが付いているのを発見しました。

ちょっと曇って見づらいなぁと思ってフキフキしようと思って、フェイスパッドを外して中に組み込んであるメガネを外し、レンズ拭きでフキフキ…ん?この白い汚れ落ちないぞ?…よく見たらキズじゃん…なんか直線的に入ってる…という感じ。汚れではないことを確認し、とりあえずはそのまま使用していたのですが、気づいたら最後。気になっちゃって仕方ありません。

前述のようにメガネを組み込んでいるのですが、完全に固定しているわけではありません。スポンジ系の隙間埋めテープで動かないようにしているだけなので、激しく動いたりHMDを叩いたり(これ意外とやってしまう)すると、多少メガネが動くわけです。で、Oculus Quest2の対眼レンズはプラスチック製。意外なほど傷つきやすいのです、それはもう、とむとむのガラスの心のように(笑)。

右目側だけ曇っている点があるというのは、焦点距離がちぐはぐになりやすいため、視力にも影響しそうです。これは対処すべきだと思い、ちょっと色々調べました。

で、たどり着いたのがセラミックコンパウンド。どうやらプラモデル用らしいのですが、普通に艶出しとして実用されている人も多いみたいです。スケールモデラー御用達みたい。航空機のキャノピーとか、カーモデルの磨きに使うものみたい。でも基本的には透明プラスチックのキズ消しが出来るめっさ細かいコンパウンドということで、これをチョイス。キズが目視できるので、もしこれで消せないか苦労するようなら、別のコンパウンドを後から注文するつもりでした。あとついでに、仕上げ用のコーティングポリマーと、推奨されているクロスも。結構お高いのですが、一応プラモデルもやってる(最近ご無沙汰してるけど)し、何度か使う可能性もありますしね。

さて、気合を入れて磨くか、と。クロスに2滴程度コンパウンドを落とし、2回ほどクルクルっとさすって、コンパウンドによるキズがどれほどかを確認。うんうん、流石に目が細かいだけあって、磨き傷は見当たりません…アレ?元のキズも見えない??

ビックリするほどあっさりキズが消えました。試しにちょっと離れたキズ部分も数回こすってみたら、やはりすぐに消えました。コンパウンドでキズが埋まって見えないだけかと思って、水溶性なので水でコンパウンド拭き取って…やはりキズは見えません。一瞬で磨けてしまいました。

一応削っているはずなので、レンズ全体を軽くさすって均一にし(たつもり)、コーディングポリマーも塗布して終了。ピッカピカです。

試しに使ってみたら、気のせいか映像がクリアーです。若干の費用が必要ですが、この程度の手間でこの効果は大満足です。いやぁ、良い買い物しました。多少のキズならこれだけで行けそうです。

これに限らず、プラモデル用のツールって、他にも流用できるものが多い(というより、本来他で使用するツールやマテリアルをプラモデルに持ち込むことが多い)ので、割とプラモデル趣味は幅広く色々な物に適応できます。どうですか、奥さん。ご主人にプラモデルをお勧めしてみましょう(有機溶剤からは目をそらしつつ)。 

 

  

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